「じゃがいものおうち」の“よかたん豆腐”が、学校給食に登場しました!

posted in: 取材, 工房 | 0

屋久島の栗生小学校の給食に使われたのは、「じゃがいものおうち」の工房にじいろの樹で作っているよかたん豆腐

給食の放送でも「今日の給食は、NPO法人じゃがいものおうちのよかたん豆腐を使っています」と紹介され、子どもたちも興味津々。

教室では、まず自分たちで食べられる量を考えながら配膳。
「お豆腐って何からできてる?」「大豆ー!」と元気な声が飛び交います。
よかたん豆腐を見つけて「これ食べるよ!」と教えてくれる子もいて、みんなでにぎやかに、楽しい給食の時間になりました。
おひつも食缶も、牛乳パックも、ぜんぶ空っぽ。最後にはきれいに完食です。

「よかたん豆腐」は、障がいのある人もない人も、力を合わせて丁寧に作っているお豆腐です。
その作業が工賃(しごとの報酬)となり、働く喜びや誇りにつながっています。

島の子どもたちが口にする給食に、島で作られた豆腐が使われること。
それは、食べる人・作る人・育てる人がまるくつながる循環のひとつです。

以前より、地産地消や、農福に取り組む中で、地域の皆さんに、安心な食をより安定した形で届けたいという思いがありました。

その中でも、毎年、福祉交流として、じゃがいもの 種芋植えや 収穫 などの農作業を通して、子供達と親睦を深めてきたこともあり、子供たちの食育にも関われたらと思っていました。

学校給食の食育地産地消推進計画の話合いの際に、じゃがいもと、よかたん豆腐のPRをさせていただき、調理場からも是非使用したいと声をかけていただいたのがきっかけです。


屋久島町では、「屋久島町食育・地産地消推進計画」のもと、
や 屋久島の「食」で
く 暮らし豊かに心身健康
し 自然の恵みに感謝し
ま まるくつながる食環境
を基本理念として食育に取り組んでいます。

そのなかで「じゃがいものおうち」の豆腐が子どもたちに届いたこと。
このことが、私たちにとって本当にうれしい変化です。

撮影協力:栗生小学校3・4年生のみんな
     西部地区共同調理場のみなさま(栗生小、八幡小、八幡幼稚園、岳南中まで幅広く給食を作ってくださっています)

屋久島経済新聞に掲載されました📰!
掲載記事はこちら 
▶ https://yakushima.keizai.biz/headline/786/

屋久島のよかたん豆腐についてはこちら
▶ よかたん豆腐について

障がい者と共に生きる仲間達“じゃがいものおうち”は、たとえどんな障がいがあってもみなさんと一緒に、自分たちの街を自分たちの手で、より住みやすくしていこうと活動している仲間です。私たちの活動は、会費と各種事業収入・皆様からの寄付、ボランティアに支えられています。
▶ 寄付・応援についてはこちら